バルトレックスの副作用にはどんな症状がある?

主な副作用は頭痛や吐き気

ヘルペスウイルスの増殖を抑える薬、バルトレックスの主な副作用は、頭痛や吐き気です。気持ちが悪くなり、食欲不振に陥ることもあります。

帯状疱疹や単純疱疹、水ぼうそうや性器ヘルペスを患い、病院を受診した場合、高確率でバルトレックスを処方されます。

副作用が出る可能性がある、と分かっている薬を使うのは不安に感じるかも知れませんが、バルトレックスはとても効き目が強い薬です。

ヘルペスウイルスの増殖を早い段階で抑えないと、治りが遅くなったり、湿疹のあとが残ったりと、不快な思いをする恐れもあります。

どんな副作用が出るのか事前に把握することで最悪の事態を避けることができます。バルトレックスを使う際は、正しい情報を身に付けることが大切です。

数ある薬の中でも、バルトレックスの副作用は比較的少ない方です。まったく副作用が出ないケースもあるので、必要以上に怯える心配はありません。

添付文書にも記載されていますが、副作用の症状には、頭痛や吐き気のほか、下痢や腹痛、軟便などの胃腸症状がよくみられます。また、めまいや強い眠気を感じることもあります。

人によっては発疹が皮膚に出ることもありますが、水ぼうそうを発症しているときは副作用かどうか見極めるのが難しくなります。そういった場合は、病院で医師に診てもらいましょう。

バルトレックスの服用期間は、基本的に5日間です。性器ヘルペスの抑制療法などで長期投与することがあります。「副作用のある薬をずっと飲み続けるのは怖い」という人もいるかもしれません。しかし、バルトレックスを長期服用したことで、副作用が重くなることはないので、安心してください。

もし重い副作用が出たら、薬を処方してくれた病院で診察を受けましょう。

皮膚の副作用が起こった場合、軽いものであれば軽度の発疹で済みます。しかし、症状が重くなると、かゆみや赤み、ただれ、喉の痛みや水ぶくれなどが生じます。また、強烈な痛みが出て、発熱や目の充血、全身倦怠感まで出てくるケースも報告されています。

この場合、バルトレックスの副作用として皮膚粘膜眼症候群と診断されることがあります。

バルトレックスを服用中は、車の運転は避けた方が無難です。運転中めまいやふらつき、眠気などの症状が現れた場合、危険な事故に繋がりかねません。

吐き気がひどく、食欲不振が続いてまともにご飯を食べるのが難しいようなら使用を中止し、医師に相談しましょう。

バルトレックスで重い副作用が出ることはある?

バルトレックスは比較的副作用が軽い薬です。

ただ、どんな薬も副作用のリスクは伴います。バルトレックスも、吐き気や頭痛などの副作用が出ることがあります。また、重い症状として、腎障害や脳症になる可能性もあるので注意してください。

めったにないケースですが、バルトレックスの副作用で腎障害が出ることもあります。急性腎不全になると、尿の量が減り、まったく出ない症状を経験することもあるようです。

尿が濁っている場合、血液が混ざっている可能性も考えられます。むくみやだるさ、強烈な喉の渇き、血圧上昇、けいれんがみられるケースも報告されています。

腎障害が考えられる場合、できるだけはやく病院を受診し、腎臓にかかる負担をなるべく取り除くことが大切です。

顔や手が妙にむくんでいる、おしっこの状態がいつもとは違う、と感じたら、すぐに医療機関に相談して下さい。

バルトレックスの副作用で、脳症になる可能性もあります。確率としては0.24%から1%未満です。極めて稀なケースですが、過去バルトレックスを使用したことで、脳症を発症した人がいたことは事実です。

脳症とは、重病や高熱の影響で、脳の機能が損なわれてしまう病気です。ただし、脳炎はウイルスが原因のものもあるため、副作用によるものなのか、元々の疾患によるものなのか、早急に鑑別を受けることが大切です。

アナフィラキシーも重大な副作用の1つです。アナフィラキシーショックは、全身に激しいアレルギー反応が出ることです。

最悪の場合、死亡するケースもあります。初めてバルトレックスを使用するときは、身体に異変がないかどうか、慎重に観察しましょう。アナフィラキシーショックが起こる場合、使用後、はやければ数分、遅くても数時間後に症状が出ます。

特に乳児やアレルギー体質の方は激しい症状が出る傾向があるので、注意が必要です。血圧が下がり、失神してしまうこともあります。体力が少ない高齢者も気をつけて下さい。

アナフィラキシーショックが起こると様々な症状が起きます。ゼーゼー、ヒューヒューと呼吸音がおかしくなったり、皮膚に発疹や赤みが広がったりするパターンもあります。また、腹痛や嘔吐、下痢など消化器に症状が出ることもあります。

いずれにしても、医療機関で治療してもらう必要があるので、救急車を呼んで早急に医師に診てもらうことが重要です。

他にもこんな副作用がある!症状が出たら服用を止めて医師に相談しましょう

バルトレックスは、他の薬剤に比べて副作用が出る確率が低く、症状も軽く済む場合が多いのが特長です。

ただ、アナフィラキシーショックや腎障害、脳症など重篤な副作用に見舞われることもあるので、気をつけてください。有効成分に過敏に反応してしまう体質の人もいます。

人によっては、肝機能に障害が出る可能性もあります。バルトレックスを使用後、食欲不振や吐き気などの不快な症状が現れたら、肝臓に負担がかかっている恐れがあります。熱が出るケースや、かゆみや発疹など、皮膚症状が出るケースもあります。

白目や肌が黄色くなったり、おしっこの色が茶褐色になったりするのも、典型的な肝臓症状です。このような症状が出た場合、急いで医師に相談してください。

有効成分の血中濃度が上昇する影響で、精神神経症状が出ることもあります。意識が薄くなって朦朧とした状態になり、幻視や幻覚、妄想症状が激しくなったりしたら、放置は禁物です。興奮や混乱が激しく、全身が痙攣して倒れてしまうこともあります。

精神神経障害が現れると意識を失うこともあり、自分で異常な事態を認識するのは困難です。

念のため、家族など周りの人間に副作用の問題も含め、バルトレックスを飲んでることを伝えておくとよいでしょう。

その他、血液に異常が出ることもあります。発熱や喉の痛み、口内炎、だるさなどの症状を伴い、ただの風邪と思われることも珍しくありません。血豆や青あざなど皮下出血症状も起こり、歯茎から出血するケース、鼻血を出すケースもあります。

膵炎や呼吸抑制、間質性肺炎など、副作用が起こる可能性がある部位は、全身に及びます。いずれにしても、おかしな症状が出たらただちに服用を止め、医師に相談して下さい。

自己判断で薬の使用頻度を減らしたり、放っておくのは厳禁です。中止するのか、頻度を少なくするのか、専門医に決めてもらいましょう。

子供や高齢者に使うときも、異常の有無を冷静に観察し、少しでも違和感を覚えたら受診してください。乳幼児や高齢者は抵抗力も弱く、免疫力も低下している傾向があります。

アナフィラキシーショックのような激しい症状が出たときは、救急車を呼びましょう。治療が遅れると、死亡の危険があります。