バルトレックスの飲み方・用法や用量

バルトレックスの飲み方・用法や用量

ヘルペスの治療をするときの、バルトレックスの飲み方

バルトレックスは、ヘルペスが発症した部位によって、飲み方や飲む量が変わります。

口唇ヘルペスや性器ヘルペスの治療の場合、用量は1回1錠、1日2回です。12時間おきに服用します。そうすることで、薬の効果が常に一定に保たれます。服用のタイミングは、食後が適当です。食後に飲んだほうが、副作用のリスクを下げることができます。

口唇ヘルペスの治療の場合、服用期間は5日間です。

性器ヘルペスの治療の場合、5日間から10日間にわたって服用します。特に、症状が重くなりやすい初発の性器ヘルペスの場合、10日分のバルトレックスが処方されます。

バルトレックスは、ヘルペスが発症したらなるべく早く飲む必要があります。発症から時間が経つと、ウイルスが増えすぎてしまい、バルトレックスを使っても、症状を改善するのに時間がかかってしまいます。そのため、ヘルペスを発症したら、早めにバルトレックスを使うことが重要です。

初めてヘルペスを発症した場合、バルトレックスを48時間以内に飲む必要があります。48時間を過ぎると、ウイルスが増えすぎて、治療に時間がかかるようになります。

ヘルペスが再発する際、前兆として、患部にぴりぴりとした違和感が起こります。再発の前兆を感じたら、なるべく早くバルトレックスを飲み始めましょう。そうすれば、本格的に症状が出る前に、ウイルスの増殖を抑えることができます。

患部のヘルペスウイルスを駆除するには、バルトレックスを一定期間飲み続ける必要があります。一度にたくさん飲んだからといって早く治るわけではありません。決められた用量をより多く飲むと、副作用のリスクが上がってしまいます。必ず用法・用量を守って飲みましょう。

また、お酒と一緒に飲むと、皮膚の炎症が悪化する恐れがあります。バルトレックスを飲むときは、多めの水やぬるま湯で飲みましょう。

ヘルペスの再発治療をするときの、バルトレックスの飲み方

ヘルペスは、再発しやすいのが特徴です。体内に残っているウイルスが、免疫の低下などをきっかけに、再び増殖するのが原因です。

ヘルペスが再発した場合、6時間以内にバルトレックスを飲むことが重要です。

ヘルペスが再発する場合、前兆として、患部にピリピリとした違和感を感じるようになります。違和感に気づいた時点でバルトレックスを服用すれば、本格的に症状が出るのを防ぐことができます。

また、1年に6回以上、ヘルペスが再発し、精神的に負担になっている人には、再発抑制療法が行われます。再発抑制療法とは、バルトレックスを長期間飲み続けることで、ヘルペスの再発頻度を減らすための治療のことです。

再発抑制のためにバルトレックスを飲む場合、用量は500mgの錠剤を1回1錠、1日1回です。250mgを1日2回に分けたり用量は1000mgに上げたりする場合もあります。

再発抑制の場合、バルトレックスの服用期間は、短くて8週間、長い場合では1年間です。

1年間飲み続けても改善が見られない場合、さらに服用を続ける場合もあります。

子どもがヘルペスの治療をするときの、バルトレックスの飲み方

ヘルペスは、子供でも発症することがあります。子供がヘルペスにかかった場合も、バルトレックスが有効です。ただし、錠剤だと効き目が強すぎて、重い副作用を起こす恐れがあります。

そのため、体重が40kg以下の子供のヘルペス治療には、バルトレックスの顆粒タイプが使われます。

バルトレックスの顆粒タイプは、粉末より少し大きい粒になっています。また、苦味を感じさせないようにコーティング加工されていまです。

10kg未満の子供の場合、1kgあたり0.05g、有効成分25mg分を、1日3回服用します。10kg以上の子供の場合、同じ用量を1日2回服用します。

1回の用量の上限は決まっており、大人と同じく500mgという設定です。

子供によっては、顆粒を飲むのが難しかったり、薬を飲むこと自体を嫌がったりするかもしれません。そのような場合は、食べ物に混ぜるとよいでしょう。

子供に薬を飲ませるために作られた、服薬ゼリーと呼ばれる商品があります。ゼリーで顆粒を包み込んで使います。

ヨーグルトやプリン、すりつぶしたりんごなどの中に入れたり、オブラートに包むのもよいでしょう。飲み物に混ぜると、顆粒が底に溜まってしまい、薬を十分に飲ませることができない可能性があるので、注意が必要です。

子供が性器ヘルペスにかかった場合、バルトレックスを再発抑制のために使うことができます。ただし、体重が40キロ以上の子供に限られます。この場合、500mg分を1日1回服用します。

乳幼児でもヘルペスになり、口内炎ができたり、リンパ腺が腫れたりします。また、ヘルペスに感染した母親から生まれた新生児が、産道でヘルペスウイルスに感染する場合もあります。生まれる際にウイルスに感染することで起こるヘルペスは、新生児ヘルペスと呼ばれます。

新生児ヘルペスは、赤ちゃんの命に関わる病気です。感染が発覚した場合、早急にバルトレックス顆粒を使って治療する必要があります。